カ・フォルムの歴史
1887年 |
![]() 初代チーズ製造所創設ペデモンターナ デル グラッパ協同組合がアルプスの麓、ヴェネツィア北西に酪農工場ラッテリーエ・ヴェネテの建築を開始、最新器具を揃えて1888年1月に開業し、バター、リコッタやモルラッコ等のチーズを製造しておりました。 2012年、アドリアーノ・キオメントはラッテリーエ・ヴェネテの高品質な商品に関心を持ち、新たにラッテリーエ・ヴェネテ 1887 Spaとして生まれ変わりました。創設以来変わらぬそのポリシーは、今も確実に受け継がれています。 |
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1941年 |
![]() キオメント家がチーズ製造開始カ・フォルム社はキオメント家のチーズ製造に対する情熱から生まれました。この情熱は代々伝承され、そのDNAは子孫に受け継がれています。 当社はアジアーゴ高原の麓に位置し、その地はチーズ生産に適した土地と言えます。 キオメント家の発祥地
アジアーゴ高原は七つの基礎自治体で構成され、そのうち最も古いフォーザの町がキオメント家発祥の地であります。標高1,000mのその地は、簡単にヴェッキア谷とフレンゼェラ谷を横断して、重要な水路であったブレンタ運河へと到達する事が出来ました。
この牧草地や森に恵まれたフォーザの特徴的な土地へは、約1200年前から近隣の谷底の猟師らが集まり、中世ローマ時代にはパドヴァの羊飼いが集い、従って住民は北ヨーロッパからきた人々で構成され、彼らは木こりや羊飼いでした。 ![]() アドリアーノ・キオメント![]() それぞれのチーズの背景には、古くから存在する山小屋、新緑の牧草地、清らかでフレッシュな水があったのです。その熱い思いを伝えるべく、10平方メートルの土地でただひたすらチーズへの愛情を支えに、時には辛く厳しいときもその探究心は衰える事なく、絶え間ない情熱は大きくなっていったのです。 1971年、アドリアーノの日々の努力が実り、350平方メートル以上のより大きな工場へ事業を移転し、更に扱うチーズの種類を増やし、更なる情熱を注いでいきました。 1987年、自身の長年の夢だったカ・フォルム(アドリアーノ・キオメント・チーズ)社を設立、今日では5,000平方メートルの工場で100,000個以上のチーズを熟成させています。 2001年、標高1,000メートルに位置するアジアーゴ高原にて薫製生ハムのスッペク・ディ・アジアーゴを製造する“サルミフィーチョ・ディ・アジアーゴ”をスタートさせます。彼のスペックに対する熱意や心遣いが、このハイクオリティで洗練された味わいの燻製された生ハムを生み出したのです。 2008年、歴史ある豚肉加工工場“サルミフィーチョ・ヴィチェンティーノ1960”がカ・フォルム・グループに加わりました。これによりサラミ、ソーセージ、“ソプレッサ・ヴィチェンティーナ DOP”がカ・フォルム社の一流の製造方法における、最高品質の商品ラインナップに加わったのです。 こうして2012年、カ・フォルム社は新たなステップを歩み、1887年から続くイタリアにおいて最も歴史のある乳製品工場ラッテリーエ・ヴェネテを獲得、“ラッテリーエ・ヴェネテ1887”として新たに誕生させました。“ラッテリーエ・ヴェネテ1887”は、ヴェネト州およびイタリア全国的に日常食品の生産において重要な歴史ある企業の一つです。 今日、私たちはフレッシュな牛乳の搾取から最後の包装までの一連の生産工程を担い、責任を持って皆様へお届けしています。 |
2013年 |
![]() カ・フォルム・ジャパン設立そしてついに2013年、クオリティの高さが分かる日本のお客様に、私たちの発祥であるヴェネツィア及びイタリア全土のチーズの本物の味わいを心より伝えたいという熱い思いが、カ・フォルム・ジャパンの設立を実現させたのです。 |